スワエール工法
- 躯体補修・改修
- ライニング材
- 土木向け工法
スワエール工法は、ポリウレア樹脂をベースにした瞬間硬化コーティング材によるコンクリート構造物等の防食・防水および保護工法です。専用スプレーシステムにより、広範囲に短時間で吹き付けることができます。また、材料も瞬間で硬化するため、工期の短縮につながり、施設利用の復旧も早くすることが可能です。耐薬品性に優れ、有害物質も溶出しないため、上水、下水施設のいずれにも適用することができます。主に、配水池、浄水池、下水道関連施設、工場廃液処理設備、受水槽などに使われています。
特長
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瞬間硬化であり、湿度・温度に影響されません。
- 水平面においては、スプレー後30秒ほどで歩行が可能になるため、養生期間が短縮できます。 また、温度・湿度に影響されにくいため、施工不良が発生しにくい材料です。
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優れた強度と伸び性能を発揮します。
- 衝撃強度や耐摩耗性に優れており、伸びは最大320%とコンクリートひび割れに追従できる性能を有しています。
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耐薬品性、耐候性に優れます。
- 特に下水用システムにおいては各種耐薬品性に優れており、耐候性についても暴露試験にて性能が実証されています。
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環境ホルモン物質、有機溶剤を含みません。
- 上水用システムにおいては、環境ホルモン物質、有機溶剤を含んでいないため水質汚染の心配がありません。 また、厚生省告示第15号及びJWWA K 143に適合しております。
専用スプレーシステム
専用スプレー機械にてポリウレア樹脂を塗布します。10秒程度で瞬間硬化しますので、天井面、壁面でも容易に施工が可能です。