ASフォーム工法
- ライニング材
- 土木向け工法
ASフォームは、レジンコンクリートをプレス成形した高耐久性埋設型パネル材で、防食被覆工法として使われています。レジンコンクリートは、セメントや水を一切使わない熱硬化性樹脂〈レジン〉を結合材とし、骨材および充填材を強固に硬化させたコンクリートです。
ASフォームの表面は、耐摩耗性が高く、水理特性(平滑性)にも優れているため、水の流れを遮らずに水利施設の耐久性を高めることが可能です。主に高い耐久性が要求される水路、橋梁下部、下水処理施設などに使用されています。
特長
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耐摩耗性に優れたコンクリートパネルです。
- 普通コンクリートと比べ約10倍の耐摩耗性を有しています。
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優れた耐久性により、コンクリートパネル構造物を保護します。
- 遮塩性が高く海岸周辺地域などでのコンクリート構造物を保護します。
- 水分透過に対する抵抗が高いため、耐凍結融解抵抗性に優れています。
- 耐酸性、耐アルカリ性に優れ、下水処理施設等の環境下でも適用可能です。
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水理特性に優れ、流量の確保が可能です。
- 粗度係数が0.010以下と小さいため、既設水路の内面に配置しても所定の流量を確保することができます。
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安定した固着性を有します。
- パネル裏面の球状突起により、既存構造物との固着性に優れています。