SRF工法
- 曲げ補強工法
- 補強
ポリエステル製の高延性材による、既存建築物の耐震補強工法(包帯補強)です。
本工法は、既存鉄筋コンクリート造及び既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の柱(充腹型の鉄骨部材を内蔵する柱は除く)・壁の周囲にポリエステル製の高延性材を接着することにより、柱・壁のせん断強度、変形性能および軸力支持能力を向上させる耐震補強工法です。
特長
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部分的な改修が可能
- 耐震被覆は、建物の堅さや重さを変えずに、安全性を向上させる方法です。被覆によって、構造物のバランスを崩したり、基礎に大きな負担を掛けるなどの悪影響を伴わないので、部分的な改修を行なうことがきます。被覆した部分は、改修しない部分に比べて格段に安全性が向上します。この特徴を生かして、やり易いところ、重要なところから行なう段階的な改修工事も有効です。
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施工が簡単、工費を節約
- 工事で、粉塵、臭気、騒音が発生せず、工期、工費も格段に安くなります。
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人と環境に優しい耐震工法
- SRF工法は、騒音や粉塵もださず、臭いもありません。健康を害するホルムアルデヒドなどの有害物質も発生しません。ビスフェノールAなどの環境ホルモン懸念物質を使用していません。
第三者による性能証明等
構造品質保証研究所(株)にて、建防災発第13120号を取得しております。評価外ですが、梁およびスラブの補強にも適用できる場合があります。
[木造SRF工法]
SRF工法の高延性材を用いて木造建築物の接合部、耐力壁および基礎部を補強することも可能です。
弊社は「SRF木造研究会」の会員であり、設計および施工を行っております。