振動計測
- 調査診断
- 構造調査
建物はいつも揺れています。振動計測は、建物や部材がどれくらいの大きさでどのように揺れているかを把握する技術です。
調査概要
建物や部材に調査機材を設置し、加速度を計測します。建物の揺れの特性を知りたい場合には、調査機材を構造躯体に直接設置します。揺れが気になる場合には、その揺れが発生している時間に計測を行う必要がございます。
お問合せの声の一例
- 建物の揺れの特性(固有周期や振動モードなど)が知りたい。
- 部材を補修、補強するけど、その工事効果を評価したい。
- フォークリフトが通ると、ものすごく揺れる。
- 大型トラックが通る時間帯に建物全体が揺れている気がする。
- 居住者から揺れると苦情があったけど、本当に揺れているのか客観的に評価したい。
調査機材(加速度計測装置)
当社の振動計測の特徴は、無線技術を利用し、ケーブルなどの使用を極力減らして実施することで、動線が確保できることです。
(写真左)COLIBRYS社製センサと無線ユニット
(写真右)日本航空電子工業社性センサと無線ユニット
- 1台で3方向(X・Y・Z方向)の計測が可能
- 最大7点同時計測可能(21チャンネル) ※調査に要求される測定条件によって変わります
- リアルタイムに解析可能
計測事例:灯台(航路標識)の振動計測
計測事例:不快振動の計測、評価
人の歩行や設備機械の振動によって生じる床の鉛直振動などの居住性能は、日本建築学会『建築物の振動に関する居住性能評価規準・同解説 2018』に準じて評価します。