Staff Introduction

Interview 05

あんな風になりたいと思える先輩の存在が仕事の原動力です

夏山 直己 NATSUYAMA Nahoki

2004年度中途入社

調査診断

#01 今となっては、笑い話「日本語さえも分からない!!」

建築学科を卒業し、前職でも同じ業界で仕事をしていたので、ある程度の知識はあると自負していたのですが、入社してみたら、想像以上にマニアック!専門用語が飛び交っている中で、入社直後は「日本語さえもわからない、、、」と驚いたことを覚えています。ただ、先輩方のフォローは手厚く、細かく指導していただきながら仕事に取り組むことができたので、分からないことがストレスとはなりませんでした。コンステックの仕事は、建築界隈の勉強をしていても、理解が難しいほど専門性の高い領域での活動となりますが、その分、奥深くおもしろさが格別。業務を通して一般的な人が立ち入れないような箇所にも触れることができて、ワクワクするシーンも多々あります。

#02 責任も伴うけれど、任せてくれることが嬉しい

現在は、調査診断の仕事を担当しています。調査の仕事は、お客様のご要望をできる限り正しく把握し、より適切な工事に繋がるように、抽象的な話をどう整理していくのかが大切です。そのために、お客様との会話の中では、とにかくどんなご要望もまずは一旦受け止めて、否定をしないことを心掛けています。他方、社内においてもあらゆる部署の人と連携を取りながら、仕事を進めていくこととなります。従って、豊富な知識や経験だけではなく、高いコミュニケーション能力が求められる仕事です。
案件によっては、調査内容決定後に調査項目の作成が業務の第一歩目となることも。やるべきことがあらかじめ決まっていないことも多く、ゼロからのスタートも多々あります。大変ではありますが、自分なりに考えながら業務を組み立てていくことは、とてもやりがいのある作業です。

#03 今と未来だけでなく
過去も考慮すべき案件があります

耐震補強工事や改修工事のプロフェッショナルとして、弊社で扱う建物の種類は実に様々。建物の構造、条件、扱う素材が相当に幅広く、工法についてもかなりの知識と経験を求められます。20年近く働いていても、知らないことも多いのが実情。もちろん、似たような条件の案件はあり、過去の経験を活かすことはできますが、基本的には、案件ごとに新しく知識を習得していく感覚があります。また、ニュースで取り上げられる文化財を扱うことも。一般的な商業施設の工事は、現状と今後予測されること、つまり「今と未来」を考えて、工事の内容を組み立てていきますが、文化財の場合、素材、構造等、そこに何かしらの意味が含まれていることもあり、「過去」という視点が加わります。その分、複雑で奥深い。コンステックで働く醍醐味のひとつは、こうした豊かな案件にあります。

Message

がむしゃらに仕事に取り組むことも大事ですが、質の良い仕事をするには、メリハリをつけることも大切です。私の所属する部署では、社員全員が結婚しているのですが、皆、家庭を大事にしながら働いています。子どもとの時間、プライベートな時間を大事にしながら、仕事したい方には、満足できる環境だと思います。