Staff Introduction

Interview 01

専門会社のプロという誇りを持って

野本 良 NOMOTO Ryo

2001年度新卒入社

営業

#01 複数の職種を経験することで
プロとしての深みが増す

調査・現場管理からキャリアをスタートさせ、劣化調査、工事関連業務を経て、複数の職種を経験しました。現場の経験を積むことで経験値が上がり、交渉事が説明しやすいなど幅広い経験をさせてもらったことの恩恵を感じています。顧客の要望に応えながら利益を出すという営業の使命は決して簡単なことではありません。しかし、難しい課題に取り組むことで、仕事人としてだけではなく、ひとりの人としての成長を重ねてきた実感があります。営業とは、人と人とのコミュニケーション。知識があるだけ、スキルがあるだけでは成果を出すことができません。経験値を活かし、人として成長することが、成果を出すことに繋がるのだと思っています。

#02 想定外の出来事に絶対絶命のピンチ

コンステックの仕事は、既存の建物や構造物が対象になるため、工事の難易度が高い傾向にあります。これまで様々な現場で経験を積んできましたが、特に印象深かった案件に、松山での緊急修繕工事が挙げられます。
事前準備をする期間がほとんどなく、実質の修繕工事は5日間という非常に条件の厳しい現場でした。予定通りに工事が進められたとしても、ギリギリ。緊張感の走る中いざ工事を始めてみたら、想定外の事態が判明。修繕箇所になんと撤去不可能なケーブルボックスが埋め込まれていたのです。これには、一瞬頭の中が真っ白になりました。5日間という工期は絶対に延ばすことができない。安全面を軽視することもできない。当初の計画では工事は進められない。しかも当時の私は、まだ充分とは言えない経験値しかありません。後にも先にも、あそこまで追い詰められたことはなかったように思います。

#03 想定外への対応が、プロとしての強さを培う

「どうしよう」の一言が頭の中をぐるぐると回る中、体が自然と動いたのを覚えています。まずは、とにかく現状把握。ケーブルBOXの大きさ測りました。困ったときには、頭も体もフリーズしてしまいがちですが、ここで体が動いたのが良かったのかもしれません。体を動かすことで、頭も動き出しました。「今のままではできない」という考えを「どうすればできるか」に変換。何をどう工夫したら、修繕ができるのか。現状を弊社構造担当に報告し検討を依頼。急遽、基礎梁構造を変更。鋼板などの現地溶接も組み込み、他部署の方々の力を借り、なんとか顧客要求事項を満たすことができました。
この案件は、過酷かつ極端な例かもしれませんが、こうした事案が担当としての自負と自信を育てていくのだと思います。そして、このような実績は、個人ではなく、コンステックという会社のブランドの構築にも繋がります。もちろん、乗り越えた時の達成感は格別。その後、困難に直面した時に、解決策を探る原動力にもなっています。

Message

コンステックで働いてきた長い日々は、「人に恵まれてきた」という一言に集約されると思います。私が入社したころとは、時代も変わり世の中の価値観も変わりましたが、常に信頼できる人に囲まれてきました。失敗しても自然にフォローをするという組織文化があります。新入社員の方にも、安心して挑戦をして欲しいと思います。