歴史的建造物 遺す
歴史を遺す
歴史的建造物は日本の歴史を物語る上で欠かせません。適切な維持管理を継続し、建造物を保存していくためには、高密度なデジタルデータを遺すことが重要です。最先端のデジタル技術を活かし、”歴史を遺す”取組みのお手伝いをさせていただきます。ここでは、世界遺産”韮山反射炉”を事例に挙げ、3Dスキャン、高精細カメラ、SfM技術についてご紹介いたします。
3Dレーザースキャナ
3Dレーザースキャナでは、レーザーを照射した後にカメラで撮影することにより、三次元位置座標と色情報を点群データとして取得します。点群データは、形状や寸法を確認することが可能で、時系列の異なる2つのデータから変化(変位)の確認も可能です。
高精細カメラ(コンスファインダー4G)
コンスファインダー4Gでは、1.5億画素かつ色階調16bit(RGB各65,536色)の高精細な画像を取得します。1枚の画像で広範囲の詳細な情報を確認することが可能です。
SfM(Structure from Motion)技術
SfM技術では、複数枚の画像から対象物の形状とカメラの動きを同時に復元し、三次元データを作成します。ドローンを活用することにより、上空からの画像が取得でき、三次元データに反映することが可能です。