Solution

Solution 01

  • 外壁を効率良く安全に

     外壁は経年変化により劣化しますので、建物の維持保全において定期的に点検・調査を行うことが重要です。外壁の全面的な調査を行う場合、高所作業を行うための足場などが必要となり、時間と費用を要します。
     コンステックでは、高性能・高機能なカメラなどの装置を利用することにより、外壁調査をより効率的に、より安全に行います。

  • 長寿命化には耐久性の確保がエッセンス

     建物の長寿命化を図るためには、構造体を健全な状態に保つことが重要です。鉄筋コンクリート造の場合、構造体の耐久性はかぶりコンクリートの品質に強く依存するとされています。
     コンステックでは、種々の計測を行い、かぶりコンクリートの品質や構造体の耐久性を評価を行っています。

  • 補強は現況を正確に

     耐震改修などを行う場合、既存部材について断面寸法、材料強度、劣化・損傷の程度、配置の状況などを把握する必要があります。鉄骨造の工場や倉庫のような比較的大きい空間の場合、対象とする部材が高所に配置されていたり、数が多かったりして、調査に手間と時間を要します。
     コンステックでは、様々な計測装置を利用することにより、部材調査をより効率的に、より正しく調査を行います。

Solution 02

  • 地震や風による揺れを軽減する制振技術

     制振ダンパーは、地震や風による建物の揺れを抑制し、被害を最小限にすることで、建物の早期復旧や利用者の心理的不安を軽減することができます。コンステックでは、建物固有の特性やお客様のニーズに合わせた制振ダンパーを各種取り揃えています。

  • さまざまな耐震補強技術

     建物の形状や用途は種々様々であり、耐震改修を行う際にはその建物にあった工法の選定が重要です。コンステックでは、数多くの耐震診断・補強業務で培った経験とノウハウをもとに、さまざまな耐震補強技術を開発・導入してきました。これらの技術を駆使して、ご要望に沿った補強方法をご提案します。

  • 理想のリノベーション・用途変更を実現するために

     既存建物を長期にわたって有効に活用するため、設備改修やリノベーションを実施されると思いますが、既に躯体や仕上げがあることで制約が多く、どのような対応をすべきか悩まれているケースがあるのではないでしょうか。コンステックでは、「梁や床に設備配管用の孔を開けたい」、「用途変更による重量増加に対応できる床にしたい」など、躯体の適切な補強方法をご提案します。

  • 中大規模木造で脱炭素社会に貢献

     建築物に木材を利用することにより、木材中の炭素を長期間にわたって貯蔵することができます。このためカーボンニュートラルに向けた環境貢献活動の取り組みとして、建築物への積極的な木材利用が活発になっています。一方で、日本の森林資源は毎年増加しており、資源の有効活用が求められています。こうした背景から、コンステックではこれらの問題解決に貢献すべく、これまで補強設計で培ってきたノウハウを活かし、木造建築の耐震性を向上させる制振ダンパーを開発しました。

  • 鉄骨造の工場や倉庫に特化した耐震補強メニュー

     工場や倉庫などを耐震改修する場合、これら施設の稼働停止が問題となります。この停止期間が長くなると、損失が大きくなるため、生産ラインや動線への影響を考慮した補強計画や施工計画を立てることが重要です。課題として挙げられるのは、足場数量の低減、養生範囲の縮小、火気を用いない接合方法の適用などになります。
     コンステックでは、これらの課題を解決するため、鉄骨造の工場や倉庫をターゲットにした耐震補強工法を取り揃えてきました。これらの技術を駆使して、お客様のご要望にお応えします。

Solution 03

  • 安全に美しい外壁改修で資産価値向上

    建物の外壁は、建物の美観を決める重要な要素であるとともに、コンクリート構造体を保護する重要な役割を担っています。建物の経年に伴い、汚れ等が付着するほか、タイルなどの外壁仕上げ材に浮きが発生し、放置すると剥落する可能性があります。
     コンステックでは、これらの外壁の美観や安全性を高める工法を各種用意しております。既存の仕上げや用途・目的に合わせた工法により、建物を安全かつ美しく改修し、資産価値の向上に貢献いたします。

  • 耐久性向上は屋上・屋根の改修から

    屋上や屋根の防水が不十分な場合、雨漏りや漏水の原因となり、建物の耐久性が低下してしまいます。
    また、屋根や屋上は太陽光や雨の影響を受けやすいことから、劣化が生じやすい部位といえます。そのため、適切な材料・工法で改修することが、建物の耐久性向上、室内空間の維持につながります。
    古い鉄骨造建物の中には、屋根の断熱性能や遮音性能が低く、内部の環境がよろしくない建物もあります。そのような建物に対し、屋根に断熱・遮熱改修を施すことにより、室内環境の改善を図ることも可能です。

  • 「躯体補修、止水対策」で長寿命化を推進

    コンクリート構造物の長寿命化において、損傷したコンクリート躯体の補修や、要求性能に応じた躯体の機能回復や耐久性向上、漏水による不具合の改善は重要です。当社はこれらの施工について、多様な工法と材料、調査から工事に至る一貫対応、全国的なネットワークでコンクリート構造物の長寿命化を推進します。

  • 建物から有害物質を取り除く

    コンステックは1980年代より、先んじて米国の最新アスベスト除去技術を導入、日本の建物や環境に合わせた処理方法とそれに使用する薬品・機器を開発し、一般財団法人日本建築センターの技術審査証明を取得。環境配慮型の新技術・新工法の導入および研究開発にも積極的に取り組んでいます。

Solution 04

  • 煉瓦を守る

    日本における煉瓦造建築物建設の最初期は江戸時代末であり、煉瓦造は関東大震災で甚大な被害が生じる約半世紀の間、我が国の主要な建築構法でした。その間にも幾多の地震とその被害から、耐震化の取組みがなされてはいたものの、その耐震性能は今日の耐震基準に満たないものです。このため、文化財を含む歴史的建造物の保存においては、人命と文化財保護の両面から、耐震診断による耐震性の評価がなされ、耐震性の不足する建物は耐震補強が必要となります。
    この耐震補強工事では、文化財を守るため極力建物当初の形態と意匠・構法・材料などを維持する必要があります。また、長期間経過している外部の煉瓦壁面は劣化による破損を伴っており、文化財修復の理念に沿った煉瓦補修が必要です。当社で手掛ける工事の中には、地震被害で大破損した補修や一般的な工法では不可能な補強工事など、制約の多い条件で施工が求められる事があり、困難な場面での施工で培った経験とノウハウがあります。ここではそれらを生かした取り組みについて紹介します。

  • 歴史を遺す

    歴史的建造物は日本の歴史を物語る上で欠かせません。適切な維持管理を継続し、建造物を保存していくためには、高密度なデジタルデータを遺すことが重要です。最先端のデジタル技術を活かし、”歴史を遺す”取組みのお手伝いをさせていただきます。ここでは、世界遺産”韮山反射炉”を事例に挙げ、3Dスキャン、高精細カメラ、SfM技術についてご紹介いたします。