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NEDO事業「ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」への参画が決まりました

コンステックは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した
「規制の精緻化に向けたデジタル技術開発/ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」において、
ドローンに搭載可能な外壁調査用赤外線装置の開発を研究テーマとする担当事業者として神戸大学、日本アビオニクスとともに研究開発を行います。
 

具体的な実施内容:
 外壁調査の精度を向上させた赤外線装置等を開発するとともに、ドローンに搭載し、建築物や調査環境の条件を変えるなど複数の条件下で、
テストハンマーによる打診及び他の遠隔診断方法による調査との比較検証を行います。

 

研究開発の必要性:
 昨今「赤外線装置を搭載したドローンによる外壁調査」が注目されていますが、国土交通省の「建築基準整備促進事業」※において、
赤外線装置を搭載したドローンによる診断方法(調査手順、安全確保技術等)の検討を行った結果、
赤外線装置の性能に加えてドローン飛行の安全性や安定性等の複合的な影響により、外壁調査における精度や運用の課題が示されました。
 これを受けて、ドローンと赤外線装置を用いた外壁調査は、仮設足場等を必要としないことから調査期間の短縮やコストの削減効果が大きく、
また、新技術の活用の研究が発展途上にある建築分野において実装が期待できる数少ない事例であることから、
今回の「ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」の実施に至っています。

 

 

NEDO-HP情報>
・「規制の精緻化に向けたデジタル技術開発」に係る公募について
https://www.nedo.go.jp/koubo/CD2_100202.html
・「規制の精緻化に向けたデジタル技術開発」に係る実施体制の決定について
https://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100202.html