Constec History
- 1984年
- 国内で初めて建設省技術評価を受けた
「赤外線による外壁タイル仕上等のはく離検知システム」
昭和44〜昭和59年
1969-1984
建築用不燃材料の製造・販売・工事の会社として創業
社会的な課題「コンクリートクライシス」への挑戦
「正しい診断 たしかな施工」を行動指針とする
- 1968年
- 十勝沖地震
- 1969年
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- 創業者 杉谷義弘が大阪市西区で「フネン材工業株式会社」を設立
- 1973年
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- 工場騒音対策の調査・施工を開始
- 1974年
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- 本社を枚方工業団地(枚方市春日)に移転
- 1975年
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- 阪神高速道路公団、日本道路公団、国鉄等の防音工事を実施
- 1978年
- 宮城県沖地震
- 1980年
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- 鉄筋コンクリート構造物の補修・改修・予防保全を目指し『小野田リフリート工法技術組合』 『リフリート工業会』設立に参画
- 1983年
- コンクリートクライシス
- 1984年
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- 国内初 建設省の技術評価を受けた、赤外線による外壁タイル仕上材のはく離検知技術「リコーIBIシステム」を開発
昭和60〜平成元年
1985-1989
社会的な課題「アスベスト問題」への挑戦
- 1985年
-
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株式会社コンステックに社名変更
Constec:Concrete Soft Technical engineering
-
株式会社コンステックに社名変更
- 1986年
- アスベスト問題が
本格的な社会問題になる
- 1987年
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- 株式会社GSIクレオス、米国マティソン・ケミカル社と提携、アスベスト処理事業を開始
平成2~平成11年
1990-1999
既存構造物の長寿命化エンジニアリング企業へ
国土強靭化、耐震診断・耐震補強への挑戦
- 1990年
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- 吹付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術『コンステックAG-Jシステム』 (除去工法)を開発
- 1993年
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- 吹付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術『コンステックAG-Fシステム』 (封じ込め工法)を開発
- 炭素繊維シートによるRC造構造物耐震補強工法の普及を目指し、三菱化学株式会社ほか6社と共同でCFルネサンス協会を設立
- コンステック初となる炭素繊維シートによる補強工事を施工
- 1994年
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- マルチスペクトル法による建築物等の外壁剥離検知システム『コンスファインダーシステム』を開発
- 1995年
- 兵庫県南部地震
耐震改修促進法 施行
- 1995年
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- 耐震診断、耐震補強工事業を開始
平成12〜平成21年
2000-2009
イタリアの国宝建造物の調査診断を実施
RC造建築物のコンバージョンに向けた技術開発への挑戦
- 2001年
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- 建築物の耐久性と耐震性を合わせた総合的耐久性診断「COLTEM-DBシステム」を確立
- 壁付き柱・梁・壁の炭素繊維補強を可能にした 「SR-CF工法」(清水建設株式会社他9社と開発)が第3回国土技術開発賞を受賞
- 2002年
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- イタリアの国宝「ヴィコフォルテ教会堂」の調査実施
- 2003年
- 十勝沖地震
- 2003年
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- 外壁剥落防止・防水仕上げ改修工法「リアネット工法」を株式会社NTTファシリティーズ、三菱樹脂株式会社と共同開発(2008年 地震時の剥落防止性能を証明した「リアネットE工法」へと進化)
- 2004年
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- 赤外線構造物診断システム「コンスファインダーⅢ」を公益財団法人鉄道総合研究所、小田急建設株式会社と共同開発
- 本社を大阪市中央区の自社ビル(コンステックビル)に移転
- 2005年
- 福岡県西方沖地震
- 2005年
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- 建築物の外壁複合改修構工法「コンスネット工法」を開発
- 2006年
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- アスベスト「粉じん固化剤AG-E」が、国土交通大臣 石綿飛散防止剤認定第一号を取得
- イタリアの国宝「アウグスタ旧飛行船格納庫」の調査実施
- 2007年
- 新潟県中越沖地震
- 2007年
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- 既存RC梁のあと抜き開孔せん断補強工法『リダブル工法』を開発
- 2008年
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- 炭素繊維強化プラスチック(CFRP板)を使用した既存梁・床スラブの曲げ補強工法『eプレート工法』を開発
- 2009年
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- コンステックグループをホールディングス化し管理体制を強化
平成22~令和元年
2010-2019
新技術の開発に拍車がかかる
制振技術への挑戦
歴史的建造物の補修補強技術への挑戦
- 2011年
- 東北地方太平洋沖地震
- 2011年
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- 間柱型制振工法『VESダンパー工法』を開発
- ノイズリダクション機構を有する赤外線カメラによる高精度外壁仕上げ材検査システム『コンスファインダーANRシステム』を開発
- 2012年
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- 袖壁付き柱およびスラブ付き梁の耐震補強工法『CFRP波形定着工法』を開発
- 2013年
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- 第1回プライベート技術展示会「コンステックHDテクノフェア」(大阪)を開催
- 2015年
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- 本社を大阪市中央区北浜東(北浜ネクスビル)に移転
- 世界遺産 端島(軍艦島)に関わる研究委員会((公社)日本コンクリート工学会)および調査業務((一社)日本建築学会)に参画
- 2016年
- 熊本地震
- 2016年
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- 既存構造物の維持保全に取り組んできた実績が評価され、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」優秀賞を受賞
- 歴史的煉瓦造建築物の補強工法「B-Star工法(アラミドロッド挿入目地置換補強工法)」を確立
- 世界遺産・国宝 旧富岡製糸場西置繭所保存修理工事において煉瓦壁補強等の補修補強工事を担当施工
- 2017年
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- 粘弾性ダンパーと摩擦ダンパーを組み合わせたハイブリッド型の制震ダンパー「μVisダンパーシステム」を開発
- RC造建築物のかぶり厚さ不足や断面修復に適用するポリマーセメントモルタル「EPC 耐火モルタル」をデンカ株式会社と共同開発
- 2016年
- 熊本地震
- 2018年
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- 泡を用いたアスベスト含有外壁塗材の除去工法『AGバブルシステム』を開発
- 2019年
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- 1.5億画素 高精細カメラ「コンスファインダー4G」導入
- 鉄筋腐食調査用迅速自然電位測定システム「MULCO」を株式会社マルイと共同開発
令和2年〜
2020-20XX
脱炭素社会実現に向けた技術開発への挑戦
DX推進への挑戦
- 2020年
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- 外壁改修「リアネットE工法」の施工保証が業界初の最長20年となる
- マスコットキャラクター「コンすけ」誕生
- 「ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発」へ参画(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業;一般財団法人日本建築防災協会、国立大学法人神戸大学、一般社団法人日本建築ドローン協会が実施)
- 2021年
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- 独自の技術展示会「コンステックHD テクノフェア 第8回」をWeb VR空間「南の島」にて開催
- 中大規模木造用制振ブレース『C-Wood座屈拘束ブレースシステム』を開発
- 日本初の外壁調査用赤外線カメラ×ドローン『コンスファインダーSKY』を開発
- 長期間の保護効果を実証したコンクリート用透明保護塗料『シェルトクリヤ』を株式会社大林組、三菱ケミカルインフラテック株式会社と共同開発
- 2022年
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- 書籍『歴史的建造物の構造安全性検討を目的とした調査の手引き-鉄筋コンクリート造および煉瓦造を対象として-』を刊行(名古屋市立大学 教授 青木孝義氏監修)
- 米国Taylor Devices Inc.社製のフルード粘性ダンパーを日本国内向け販売開始
- 2023年
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- AIによる建物外壁診断システムの地方独立行政法人北海道立総合研究機構との共同開発に着手
Vision
挑む技術で未来を拓く
私たちは、建造物に関わる社会的課題を解決するために、
常に独創的な技術で『挑戦』し続けます。
~持続可能な社会の実現に向けて~
コンステックは、1969年の創業以来半世紀以上にわたり、既存建造物の長寿命化分野において
独自の非破壊検査技術や補修補強技術を開発し、市場に提供してきました。
私たちのこの活動は、社会の大きな課題である脱炭素社会の実現やSDGsの実現において、
益々重要かつ大きな役割を担っていきます。
これからも持続可能な社会の実現に向けて独創的な技術で『挑戦』し続けます。